数年前の夏。ポルトガルとベルギーを20日間くらいかけて都市を移動しながら蚤の市をたくさん回っていたときのこと。
ベルギーは何度か訪れていましたが、いつも首都ブリュッセルだけだったので今回は他の都市も回ってみようということで。ブリュッセルをまず西に出発してGent(ヘント)で蚤の市を見て、そこから北東のAntwerpen(アントウェルペン/アントワープ)に立ち寄り、さらに東のTongeren(トンゲレン)へ行きました。
トンゲレンは日本ではあまり知られていない都市。蚤の市としてもあまり有名ではありません。首都ブリュッセルから電車で1時間半〜くらいかかるのもあり、なかなか足が向かないというのもあるかも。
でもトンゲレンはベルギーの東側の小さな町ですが、オランダとドイツとの国境にも近く古代ローマからの歴史が残る都市。毎週日曜日に開催される蚤の市は、ベレルクス(ベルギー/オランダ/ルクセンブルグ)でも最大の蚤の市と言われています。私もたまたまネットサーフィンしていて見つけて興味を持ったので来てみたのです(笑)。
〜２０１４年８月の旅〜
移動は全て電車で。都度チケットを購入しますし、ホームはどっちだ〜？下りるのは本当にここであってるのか〜？不安とドキドキしながらの移動でした。
トンゲレンの駅に土曜夕方に到着。蚤の市は日曜なのですが朝早くから始まるため、当日ブリュセッルなどから来るのでは遅くなると思い前泊することにしました。これは正解。
当時はエレベーターがホームになくて、これが帰りに私を苦しめました･･･(笑)。
予約していたホテルまで歩きます。明日本当にここでベネルクス最大とされる蚤の市が開かれるの？？と思うくらいの静かな町。小さな町なんですよ、ホントに(笑)
こんな小さな町で日本テイストを発見！！まさかのショーウィンドウに折り鶴のディスプレイ(笑)！！なんかホッとしました＾＾
朝は7時から蚤の市が始まるので早いところは並び始めるので、せっかく前泊した強みを活かして５時すぎには外へ。早すぎ(笑)？でもそれでも正解。ホテルから会場の方へ歩いていくとちらほら出店が始まっていました。夏だからっていうのもありますね。
トンゲレンの蚤の市が開催される城壁周辺マップ。古い城壁が残っているのですが、日曜は町全体が蚤の市会場のような感じになります。道も体育館みたいな屋根付き会場や駐車場や広場みたいなところまで全部全部！！思っていたより広くて街全体すぎてびっくりしました！！
夏なので６時過ぎにはもう明るくなってきて蚤の市も並んでいるお店が増えてきます。７時開始ってアナウンス書いてあったけど夏は全然もっと早いですね。
昨日到着したときには静かだった街の通りもご覧の通り！！！
通りは蚤の市の出店がそこらじゅうに出ていて歩いていると全てが素敵すぎてなかなか前に進めない〜(笑)
段ボールから出したまま出店スタイル。意外とこういう中から面白いモノや掘り出し物あったりします。向こうの方々には「え〜」って思うモノが私的には可愛かったりすることが多々あります。日本を訪れる外国人の方々が普段日本人が買ったりしないものに興味持つことがありません？それの逆(笑)。
右のたくさんあるカラフルなプレートは、昔の自転車プレート(笑)。日本のだったらそう思わないのに、ベルギーの自転車プレートだと途端にオシャレに見える不思議よｗ
ガラス瓶も死ぬほど可愛いかったけど、死ぬほどデカすぎて配送無理(笑)。
キッチン道具とかもいろいろ。ホーローとかやっぱり可愛い〜♪
燭台とか多いのはやっぱりヨーロッパらしいなぁ〜。
こういう通りにポツポツって並べてるものが以外とツボだったりする。キッチン道具ホント可愛い。
頭的なオブジェもヨーロッパっぽいなぁ〜
普段は体育館？みたいな室内の場所も、日曜だけは蚤の市の会場に早変わり！その周りにも出店が！もうホント街を歩いてるとどこもかしこも全部蚤の市状態！！
もうね、この体育館の会場に着く頃には街中で蚤の市もう見過ぎて、頭がパンクしそうになってましたよ、そりゃもう(笑)。どんだけ広いのーーー！朝５時すぎから回って大正解！時間いくらあっても足りないわ。
個人的な感想で言うと、体育館の中の出店は少し高めなところが多かったけど、粘り強く聞いてみると掘り出し物もあったりしたような〜記憶ね記憶(笑)。
これは何(笑)？こういうシリーズがあるのが、出店者のオリジナルなのか･･･
あ〜これぞ蚤の市！！こういうちょっと統一感なさそうなアイテムの中から探すのが楽しい♪
うぎゃーーーー！好き！
もうどこ見てても可愛くって、しかも価格も当時は他の蚤の市よりは安いと思えるものもあったし、なにより見れる量がハンパない！！ありとあらゆるジャンルがあるし、時間がたりない！早いところは１１時くらいには店じまい始めるので時間との闘いでした。
トンゲレンは、首都ブリュッセルから離れているのでなかなか行く事はないかもですが、蚤の市が大好きで時間に余裕がある人にはお勧めしたい都市です。
私も子供達が大きくなって手がかからなくなって旅の日程がたくさん確保出来るようになって(あとお金ももっと稼げるようになったら(笑))、またいつか行ってみたい街です。
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